リチウム電池外装缶の洗浄について
↳①リチウム電池外装缶 洗浄能力評価報告書 【接触角測定法】
リチウムの特性からしてプレス加工する際は、粘度の高いクラスを使わざるを得ない。よって、その粘度性の高いプレス油及び、金属粉等を強力に剥離・分解する必要がある。
次に水が混じっているとガスが発生するので洗浄や組み立て時には、水分を含まない環境下を作り出さなければならない。一般的には有機溶剤(引火性)があげられるが作業環境は悪く、装置の対応も要求される。そこでエコに基づいた洗浄力のある有機溶剤を考え出した。
飽和脂肪族一価のアルコール類に油脂の化合物を作り検討してみた。使い方はワークによって異なるが室内や液体温、ワークの体温が同じ温度で望めば、結露の心配も無く理想的な洗浄も夢ではなくなるかもしれない。
昨今ではチタン酸ナトリウムが用いられ安全性がだいぶ改善されてきたが、洗浄技術においては、未だ情報に乏しい。最後にリチウム洗浄液Rにおいて、下記のとおりの電気特性があり、これによってわかる事は電解洗浄も可能性があるということだ。
つまりイオンレベルの洗浄も可能であることが言える。今後の洗浄においてきわめてキーポイントがと確信する。また、電気特性実験の際(通電時)ガスが発生しない事もさらにおもしろく感じさせられた液体でもある。
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